【WEB限定公開】かねひでの一喜一遊完全版
【WEB限定公開】かねひでの一喜一遊完全版(前編)
会員の皆さまにお届けした『THE PGA CLUB会報2021年4月号』。その特集『かねひでの一喜一遊』で、沖縄県名護市のかねひで喜瀬カントリークラブで行われた「金秀シニア沖縄オープンゴルフ トーナメント」に出場したPGAクラブ会員2名に楽しみ方などをうかがった。WEBでは、「完全版」として誌面に掲載できなかったお話をお届けします。会員ならではの楽しみ方、皆さんもぜひ参考にしてみてはいかがでしょう? さまざまなイベントへのご参加をお待ちしております。
静岡から出場した菊川裕史さんは、PGAクラブ歴は約7年。ゴルフは初ラウンドから25年目を数えるという。
菊川 2〜3年ほど前からゴルフをする機会が増え、ルールに対する厳しさや正確性を意識したゴルフを心掛けるようになりました。それまでは遊びで続けている感覚で、この数年で緊張感が生まれ、改めてゴルフを知った気持ちになったんです。そんなふうに自分の中でゴルフとの向き合い方が変わっていくうちにプロと一緒に出場できるこのトーナメントのことを知り、いつかエントリーしたいと考えていたんですよ。晴れて先日50歳の誕生日を迎えたことで年齢的な条件がクリアになり、すかさずエントリーさせていただきました。
――ゴルフを始めたきっかけは?
菊川 仕事上の付き合いからです。25歳のとき、会社の取引先の方にゴルフ場に連れて行かれました。学生時代に楽しみながらショートコースを回ったことが数回ありましたが、いきなりラウンドを経験しました(笑)。回数を増やして本格的にやるようになったのは、30歳過ぎたころからです。
――このトーナメント出場の楽しみとは?
菊川 競技やイベント参加はかなり回数を重ねましたが、今回はプロの皆さんの真剣勝負の場面の隣にいることができます。緊張感を持ちつつ勉強になり、言葉では表現できない気持ちですよね。今回のようなトップレベルの競技の体感はとても重要で、今後に生かされると思っています。
――沖縄でのゴルフ経験はありましたか?
菊川 何度かあり、最近は年に1〜2回来ています。喜瀬カントリーは2回目の利用で、静岡や関東に比べると、芝が少し粗くて風が強いように感じます。
――PGAクラブの魅力を教えてください。
菊川 入会のきっかけはプロ試合の翌日、会場のゴルフ場でアフタープレイできる機会があったから。インターネットで情報収集をしたときに、公式試合に近い状態でゴルフができるチャンスを得られると知りました。参加できることが一番の楽しみで、入会して良かったです。入会して5〜6年が過ぎたころ、埼玉の太平洋クラブでのプロ試合終了後にアフタープレイを初めて経験しました。他にもルール講習会などさまざまな企画があり楽しんでいますし、これからも競技系のイベントには参加したいですね。今年4月に開催予定の「金秀シニア沖縄オープンゴルフ トーナメント」も出場準備を始めます! 正式決定後に段取りを組むのは遅いので、先手を打って計画します。旅の手配も含めたすべての工程を整えることが、試合への出場だと考えています。
――菊川さんにとってゴルフとは?
菊川 偉そうなことは言えませんが、趣味的な要素もありながら礼儀やルールを覚え、体力を意識するスポーツ。アマチュアの僕らは本業の仕事もしっかりとこなした上で、バランスを取りながら続けることになります。80歳を超えてやっている知人もいますし、年齢を重ねつつ長いスパンで付き合いたいのがゴルフです。健康維持のための目標も持ちたいですし、趣味に遊びに勉強や体験。総合的にいろいろなことができるのが、私にとってのゴルフです。